「GIGAスクール構想」自治体ピッチで良い事業者を選定するには | Edu at Mitani    
2020/06/02

「GIGAスクール構想」自治体ピッチで良い事業者を選定するには

こんにちは、三谷商事 文教営業部です。
いよいよというか、やっとというべきでしょうか。
教育を取り巻く環境にもICTによる大きな変革が迫ってきています。

「GIGAスクール構想」。

時代の変革に寄り添ったICTの活用で新しい教育への門出となることを目指し、児童または生徒一人に一台のPC(1人あたり最大4.5万円の補助)、高速大容量のネットワークの整備(整備費用の2分の1を補助)などを行っていくという、文部科学省が提唱するプロジェクトです。

GIGAとは「Global and Innovation Gateway for All」の略で、ギガバイトのことではありませんが、ICTを連想させるダブルミーイングの意図があるのかもしれませんね。

当構想、2019年12月に打ち出されて以来、各自治体様、教育現場のICT担当者の皆様もリサーチなどを進められていたと思いますが、もともと令和5年までの完備を目指した構想と言うこともあり、これまでは、長い目で検討しようと思われていた方もいらっしゃるかと思います。

ところが、今年、新型コロナ感染拡大に伴い、学校は昨年度末ごろから休校となってしまい、自宅待機を余儀なくされている生徒や教師の方も多くいらっしゃいました。世間ではテレワークが推奨され、皮肉にもこの機会により、オンラインでのコミュニケーションが急速に浸透していきました。

これからの社会生活、事業において、ICTの利活用は必須、インフラの整備は急務であることは自明の理、乗り遅れてしまうことは避けなければなりません。教育現場においても、将来を見据えたICT環境の早急な整備の必要性をよりお感じになられているのではないでしょうか。

そのような中、去る2020年3月18日、24日、27日の3日間、内閣官房IT総合戦略室主催による「GIGAスクール自治体ピッチ」が行われました。

この自治体ピッチには、一定の要件を満たした実績のあるEd Tech事業者が参加し、自治体や学校が、効率的で効果的な設備環境の整備とその利活用ができるように、各社が「基本パッケージ」(補助対象内、45,000円内で構成した児童生徒一人一台を実現するパッケージ)と、自治体での先行実績のあるネットワークやアプリケーションも含めた「応用パッケージ」について、プレゼンをしました。

自治体ピッチ当日は、YouTube LIVEでリアルタイム配信され、視聴者はSli.doで登壇者へ質問できるシステムでした。すでに参加された方も多数いらっしゃると思いますが、もし見逃した方、もう一度見たいという方は、下記のサイトよりアーカイブを視聴することができます。
https://www.learning-innovation.go.jp/giga/

弊社、三谷商事も、Apple教育機関向け正規販売店(Apple Edu VAR)、Google for Education認定リセラーとして、自治体ピッチに参加していますのでぜひご覧ください。

今回のGIGAスクール構想の標準仕様として推奨されているOSは、マイクロソフト社の「Windows」、Google社の「Chromebook」、Apple社の「iOS」の3種類となっています。自治体ピッチを視聴されるにあたっては、下記の標準仕様書にある策定基準に寄り添ったパッケージ提案をしている事業者を確認して選定されると良いと思います。

<令和2年3月3日に発表された「GIGAスクール構想」の実現のための標準仕様書>

①新学習指導要領におけるICTを活用した学習活動を具体的に想定すること。
②ICTを活用した学習活動を踏まえ優先的に整備すべきICT機器等と機能について具体的に整理すること。
③必要とされるICT機器等及びその機能の整理に当たっては、限られた予算を効果的かつ効率的に活用すること。
④学習者用コンピュータは先端技術を取り入れた高価・高性能な機種である必要はなく、むしろ不要な機能をすべて削除した安価なものを時代に合わせて更新していくこと。
⑤従来の端末に集中したオンプレミス型よりも、適切な通信ネットワークとパブリッククラウドによるクラウドコンピューティングを基本とすること。
⑥調達に当たっては、サプライチェーン・リスクに対応するなど、サイバーセキュリティ上の悪影響を軽減するための措置を必要とすること。

事業者は、取り扱っている製品のみならず、次のような視点での選定も重要となります。
・OSやそれに伴うシステム構成、運用やメンテナンスはどうなっているか。
・実際の学習カリキュラムや使い方に合うかどうか。
・導入支援はあるのかどう。
・既に採用しているインフラとの共存が可能か。

気になられることに関しましては、ぜひ個別にご相談をされることをお勧めいたします。

次回は、Google社の「Chromebook」を採用した基本パッケージについてご紹介してまいります。

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