【PC教室構築事例】大学の顔となる新棟における学びの「場」と「システム」づくり | Edu at Mitani    

【PC教室構築事例】大学の顔となる新棟における学びの「場」と「システム」づくり

中央大学

中央大学多摩キャンパスに今年竣工した新棟「FOREST GATEWAY CHUO」。棟内PC教室のレイアウト設計に加え、共用PC端末、クライアント管理システム「V-Boot」をMicrosoft Azure上で運用するソリューションを導入いただきました。

物理環境からクラウド環境への移行・集約を重視

2021年4月に中央大学多摩キャンパスで新たに共用が開始された「FOREST GATEWAY CHUO」は、木材を活用した温かみのある空間が特徴。その中心に位置するPC教室は、アクティブ・ラーニング型のレイアウトを採用し、教育におけるDXを推進する象徴的な空間として誕生しました。

情報環境整備センター事務部
多摩ITセンター事務課
倉本 優 氏

お客さまよりひとこと
関連部署や施工業者など多くの関係者が集い、急な仕様変更なども発生する中、三谷商事さんが円滑なコミュニケーションで安心感のある対応をしてくださったことに感謝しております。

このたび中央大学様は、ネットブート型クライアント管理システム「V-Boot」をMicrosoft A zure上で運用する形態でのソリューションを導入。全学部生を利用対象としたPC教室のクライアント環境において、不特定多数の学生が利用する際のイメージ管理にV- Bootを活用することで、利便性が高く、年度ごとの更新やカリキュラムの変更にも対応しやすい環境を実現しました。

本件を担当したI Tセンター事務課・倉本優氏は、導入にあたっての方針を次のように語りました。
「前提となる課題としては、これまで物理環境に構築されてきたサーバ群を、クラウド環境に移行・集約させていく必要がありました。近年、学内ではクラウド環境への移行を進めてきましたが、一時期は多摩キャンパスのサーバ室が機器で埋め尽くされるほどでした。物理的な構成がメインの場合、法定停電の対応時などに利用者向けのサービスを停止する必要があり、メンテナンスで発生する管理コストも増大します。また、移行先のクラウド環境としては、従来から利用中のMicrosoft A zureに一本化するというのが大きな方針でした」

「ネットブート型」か「VDI型」かという分岐点

クライアント管理システムの導入においては、V-Bootのように各ユーザに共通のイメージ( 利用環境)を提供する「ネットブート型」のほかに、ユーザごとに個別のイメージを提供する「VDI(仮想デスクトップ)型」も候補に上がりました。

「V-Bootについては既に各学部のPC教室などで導入実績があり、その有用性を実感していました。学内での仕様検討の段階では、学部ごとに個別のソフトウェアを使用する可能性もあったため、その場合はVDI型の環境構築を想定していました。ただ、VDI型の場合は、複数のイメージごとにソフトウェアのライセンスが必要になるため、コスト面がネックとなります。検討の結果、全学部において
隔たりなく、同一のイメージで利用してもらうことになったため、V-Bootの採用が決定しました」

仕様確定後、5社に対して提案を依頼。三谷商事に決定したポイントとして倉本氏は、「課題解決の細やかさですね。例えば、PCからプロジェクターへの映像投影を無線で伝送させたいという仕様があったのですが、三谷商事さんからご提案いただいたプランが本学のネットワーク構成を考えると最適な内容でした」と振り返りました。

 

サービスを止めない運用を実現。教室レイアウトは現場からも好評

今回の導入で得られたメリットについて倉本氏は「現場から『ソフトウェアを追加したい』『この部分の使い勝手を良くしたい』などの要望が出た際、スムーズに対応できるようになりました。ソフトウェアのバージョンアップなどの面でも、従来と比べて対応がスピードアップしたという印象を受けています」と語りました。

また、「V-Bootでは、キャッシュのイメージによって利用者の環境を継続しつつ、その裏でイメージの更新・配布まで完了できます。このように利用者に対するサービスを止めない形でのメンテナンスが可能になったことが最大のメリットだと感じています」と評価しました。

さらに、「教員からは、対面とオンラインのハイブリッド式授業でもグループワークなどが滞りなく実施できるという点で高い評価を得ています。また、PC教室はレイアウトに関しても三谷商事さんにご提案いただましたが、現代型の双方向授業を行う環境において、座席の配置や形状がたいへん好評です。学生からは、『ただ聞くだけの授業ではなく、主体的に参加できる』という感想も寄せられています」と、現場からの反響を紹介しました。

コロナ禍をふまえた利用環境の整備を見据える

今後に向けては、「コロナ禍という状況もふまえ、学生や教員の自宅か
らの授業参加や在宅ワークの拡充。また、大学に自分のパソコンを持参す
る『BYOD(Bring Your Own Device)』についても視野に入れていきたいと考えています」とし、「これまでは学部ごとにPC教室が設置されていましたが、今回、全学部生が使えるPC教室という環境を実現することができました。近年、オンライン授業や就職活動などでパソコンを使う機会が増えている状況下で、貸出用のノートパソコンなども含めて、学生がいつでもどこでも使える環境を整備していくことも視野に入れています」と、構想を語ってくださいました。

 
 

当社営業担当よりひとこと

文教営業部 東京文教課
片岡 明

学部共通の新棟にご導入の機会を頂きありがとうございます。
什器やAV機器も含めた新しい教育環境のお手伝いが出来て、
大変うれしく思います。
貴学のご期待に応えられますよう、今後も魅力あるご提案を
していきたいと思っております。

当社SEよりひとこと

文教営業部 東京文教TS課
小山 翔大郎

各部門のご担当者様にご尽力いただき、無事プロジェクトを
終えることができました。ありがとうございます。
今回のシステム導入で、利用者様・管理者様の双方にとって、
より使い勝手の良い学習環境となれば幸いです。

 
 

中央大学

多摩キャンパス
所在地:東京都八王子市東中野742-1
https://www.chuo-u.ac.jp/
設立:1885年

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