クラスをアーカイブする
まず初めに、クラスのアーカイブ化についてです。
アーカイブは、後述のクラスを削除する際にも必要な操作になってきます。
1.教師アカウントでGoogle Classroomにアクセスします。
2.アーカイブ化するクラスにて、[その他アイコン(︙)] ⇒ [アーカイブ]をクリックします。
3.[アーカイブ]をクリックします。
以上で指定のクラスがアーカイブ化されました。
アーカイブしたクラスは、[メニューアイコン(≡)] ⇒ [アーカイブされたクラス]に移動します。
クラスを削除する
つづいて、クラスを削除する方法についてです。
クラスの削除は、当該クラスの担任アカウント(クラスのオーナー権限をもったアカウント)で操作を行ってください。
1.前述の手順を参考に、クラスをアーカイブします。
2.上部の[メニューアイコン(≡)] ⇒ [アーカイブされたクラス]をクリックします。
3.削除するクラスにて、[その他アイコン(︙)] ⇒ [削除]をクリックします。
4.[削除]をクリックします。
以上で操作は完了です。
Google Classroomからクラスが削除され、以後復元することは出来なくなります。
クラスを整理する上での注意点
アーカイブや削除を駆使することで、Google Classroomのクラスを整理できることがわかりました。
しかしながら、アーカイブや削除は各クラスの教師アカウントのみが行える特別な操作です。
つまり、クラスのアーカイブ化や削除を行う前に、Google Workspace上から教師アカウントを削除してしまうと、その教員が管理するクラスのアーカイブ等が出来なくなってしまう可能性があるということです。
そうならないためにも、教師アカウントの削除前には下記の3点を確認することをおすすめします。
①削除対象の教師アカウントが管理しているクラスがないか確認する。
②管理しているクラスがある場合は、そのクラスの担任か否かを確認する。
③担任だった場合、他の教員にクラスのオーナー権限を譲渡する。
オーナー権限の譲渡は、クラスの[メンバー] ⇒ 他の教師アカウントの[その他アイコン(︙)] ⇒ [クラスのオーナーに指名]から設定が可能です。
事前にクラスのオーナー権限を他の教師アカウントに譲渡することで、クラスのアーカイブ化や削除等の管理を継続して行うことが出来ます。
まとめ
Google Classroomのクラスを整理する方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
万が一、クラスのオーナー権限を譲渡せずに、教員が一人しかいないクラスの教師アカウントを削除してしまった時は、ユーザーアカウントを復元することで、クラスの削除やアーカイブ化が可能です。
しかしながら、アカウントの復元できる期間は削除から20日間以内と限りがあります。
復元可能期間を過ぎてしまった場合に、対象クラスの削除やアーカイブ化を行うような機能は、現状Google Workspaceでは提供されていませんのでご注意ください。
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