不要になったGoogle Classroomのクラスを整理できていますか?
今回のコラムでは、Google Classroomのクラスを整理する方法や、その注意点について解説していきます。
Google Classroomとは
まず「Google Classroom」とは何かというと、Googleが提供している授業支援アプリです。
Google Classroom上でクラスを作成すると、そのクラスに所属する教師と児童生徒がオンラインで課題のやり取りなどが行えるようになります。
すでに学校の学級ごとにクラスを作成し、ご利用中という方も多いことでしょう。
しかし、学級別にクラスを作成している場合、進級すると前年度のクラスを使用する機会もなくなってしまいます。
このような不要になったクラスを整理せずにGoogle Classroomを使い続けると、表示されるクラスがどんどん増えてしまい、現在運用中のクラスを見つけづらくなってしまう恐れがあります。
Google Classroomの利便性を損なわないためにも、不要なクラスは適宜整理するのが望ましいといえます。
※関連ページ:学習管理ツール「Google Classroom」がGIGAスクール構想で効果大な理由
https://www.mitani-edu.jp/column/025/
クラスを整理する方法
Google Classroomでクラスを整理するには、以下の2つの方法があります。
方法 | 主な特徴 |
クラスをアーカイブする | Google Classroomの[クラス]画面から、[アーカイブ済みのクラス]画面にクラスが移動する。 クラスへのアクセスは継続して可能で、これまでの投稿や資料等を閲覧できる。 復元することで、再度クラスを利用できるようになる。 アーカイブ操作は担任、副担任が行える。 |
クラスを削除する | Google Classroomから対象のクラスが消え、完全にクラスにアクセスできなくなる。 Googleドライブから、クラスのドライブフォルダへのアクセスはできる。 クラスを復元して、再利用することは出来ない。 アーカイブと異なり、担任のみが削除操作を行える。 |
引き続きクラスにアクセスしたい場合は「アーカイブ」を、今後二度とクラスを利用しないといった場合は「削除」を選択するとよいでしょう。
それでは、実際にどのようにしてクラスを整理するのか、詳しい手順を見ていきましょう。