Googleデータをダウンロードする
◆操作方法◆
01) 自分のアカウントで下記URLの[Google データ エクスポート]のページにアクセスします。
https://takeout.google.com/
02) データをエクスポートするサービスをチェックで選択して、リスト最後の[次のステップ]をクリックします。
03) 必要に応じて、データの配信方法を下記から選択します。
※本手順では[ダウンロードリンクをメールで送信]を選択した場合の方法を記載しています。
・ダウンロードリンクをメールで送信
・Googleドライブに追加
・Dropboxに追加
・OneDriveに追加
・Boxに追加
04) エクスポートの頻度を指定します。[1回エクスポート]を選択します。
05) 必要に応じて、エクスポートするファイルの形式を[.zip]か[.tgz]から選択します。
06) 必要に応じて、エクスポートするファイルサイズの上限を変更します。
ここで設定したサイズ以上のデータになる場合は、ファイルが複数に分割されます。
07) 設定が完了したら、[エクスポートを作成]をクリックします。
08) ファイルの準備ができたら、ダウンロードリンクが記載されたメールがGmailに届きます。受信したメールのリンク先[ファイルをダウンロード]をクリックして、エクスポートしたファイルのダウンロードを行ってください。
09) ダウンロードしたファイルは、USBメモリー等を経由させて、例えばWindows上で解凍して中のファイルを取り出すことが出来ます。
これは、GoogleDriveのデータをエクスポートし、ダウンロードしたzipファイルを解凍した例です。
元のGoogleDriveのフォルダ構造と同じ状態で各ファイルが復元されています。
Googleデータを別アカウントに転送する
◆操作方法◆
※データ移行先となる他のGoogleアカウントがない場合は、あらかじめ作成しておく必要があります。
01)自分のアカウントで下記URLの[コンテンツの移行]のページにアクセスします。
https://takeout.google.com/transfer
02) データ転送先のGoogleアカウントのメールアドレスを入力し、[コードを送信]をクリックします。
03) 上記手順で入力したGoogleアカウント宛にGoogleから確認メールが届きます。Gmailで受信したメールを開いて[確認コードを取得]をクリックし、記載されたコードを確認しておきます。
04) データ転送元ユーザーで手順01で開いた[コンテンツの移行]のページに戻り、手順03のメールに記載された確認コードを入力して[確認]をクリックします。
05) 移行するデータを選択して、[転送を開始]をクリックしてください。
06) データ転送先のGoogleアカウントに指定したデータがコピーされます。
まとめ
卒業生のデータを引き継ぐ2つの方法について、手順をここまで確認してきました。
準備
管理者によるGoogleデータのエクスポート許可設定
卒業生ユーザーによるデータの取得
・データをダウンロードする方法
・別のアカウントに転送させる方法
なお卒業生のアカウントが、無期限で有効になっていると、引き続きGmailなどのサービスも利用できてしまうため、必要に応じて利用サービスを無効にすることをお勧めします。
・卒業生用組織を作っておいて、その組織は利用できるサービスを制限する
・卒業生アカウントは卒業時に組織移動で卒業生用組織に移動
・データ移行の為の一定期間が過ぎたらアカウントは削除する
如何でしたでしょうか。
せっかくの生徒のデータ卒業後も有効活用してみてはいかがでしょうか。
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