【Google Workspace 導入支援事例】最も基礎レベルのトレーニングを受けることで、ICTツールに対して前向きな雰囲気を醸成する | Edu at Mitani    

【Google Workspace 導入支援事例】最も基礎レベルのトレーニングを受けることで、ICTツールに対して前向きな雰囲気を醸成する

日本医学柔整鍼灸専門学校様

柔道整復師・鍼灸師を育成する日本医学柔整鍼灸専門学校は、Google認定パートナーのEDL(https://www.edl.co.jp/)が開催するPDトレーニングを受講されました。一体どのようなきっかけで、何を目的に受講されたのか。校内でICTツールを推進する天野先生、川上様、伊藤様にお話を伺いました。

ツールの導入だけでなく、ICT習熟度が低い教員に合わせたトレーニングを期待

EDLが開くPDトレーニングに参加したきっかけについて教えてください。

本校ではもともと、一部の教員が生徒に資料を配布する際、Googleドライブを使っていました。また、コロナ禍をきっかけにZoomを使った授業を行ったり、Googleフォームを使った小テストや定期試験を実施したりしていました。

しかしこうした活用は個人のGoogleアカウントに頼らざるを得ないうえ、セキュリティ面の不安もあったため、Google Workspaceの導入を検討していました。そんなとき、デジタル端末について相談をしていた三谷商事の担当者に、PDトレーニングを紹介いただいたことが、受講のきっかけです。見積もりをいただき、予算的にも適していたので受講を決めました。

EDLのトレーニングに対してどのような期待をしていましたか?

主な目的は、Google Workspace導入後の関連アプリの利用促進。特にGoogle Classroomを重点的に学習したいと考えていました。 また「新たなものを導入することで負担が増えるのでは」という教員の懸念を払しょくし、むしろ業務が楽になるという点を全面に出してほしいとも期待しました。

トレーニングをするにあたり、三谷商事の担当者に「教員のICT習熟度は差があるため、一番スキル不足な教員に合わせて、ゼロベースで基本的な講習をしてほしい」とお願いしました。

教員の「自分だけがICTツールを使えない」という思い込みを払しょくできた

実際にトレーニングを受けてみて、いかがでしたか?

Google WorkspaceやGoogle Classroomについて本当に初歩的な部分から教えていただいたので、全体像をつかむことができました。そのうえで「生徒を招待する方法」など具体的な使い方も教わったので、今までこうしたツールになれていなかった教員も、自分がどんな作業をすればいいのかイメージを持てました。

ICTツールを導入することにあまり肯定的ではない教員もいたのですが、拒否感が小さくなり、前向きな雰囲気が作られたと感じます。

もともとICTツールに対して身構えていた先生方が前向きになった、最大の理由は何でしょうか?

基礎から教えていただき質疑応答もたくさんできるような雰囲気だったので「自分以外の教員も、まだこんなにわからないことがあったのか」と気づけたことです。

また、こちらが希望した通り最もスキルが低い教員に合わせてもらい、わからないところは手取り足取り教えてもらいました。今までは何とか自分たちで勉強し自己流でGoogleドライブなどを使っていたのですが、そうしたアプリについてもプロの目線で説明してもらい、改めて理解が深められました。

では、トレーニングに期待していた点については、ご満足できたのですね。

はい、Google Workspaceを導入できたのでセキュリティレベルが上がりましたし、もともとGoogle Classroomを使っているのは1~2人だったのですが、トレーニング後は多くの教員が使えるようになり、今では全教員がGoogle ClassroomやGmailを利用しています。

少しずつ慣れてきたので、もし改めてトレーニングを受けるとしたら、今行っている業務を効率化するアイディアについて知りたいと思います。
一方で、まだ全教員が十分なリテラシーを身に付けたわけではありません。そのため、こうした応用のトレーニングについては一部の教員が受講し、他の教員に伝えるという形もいいかもしれないと考えています。

学校にあったオリジナルの形で各種アプリを利用

 

インタビューにご協力頂いた
日本医学柔整鍼灸専門学校の先生方
(左から)天野 陽介 氏

川上 英史 氏

トレーニングを受け、現在はどのようなICTツールを利用されているか教えてください。

Google Workspaceの管理下で、Googleドライブ、Googleフォーム、Google Classroom、Googleカレンダーを使っています。また、ZoomやMeetも利用しています。

Googleドライブの利用目的は、生徒への資料共有です。
時間割や授業の録画映像をドライブに格納し、格納場所をスプレッドシートに記載して共有することで視聴してもらっています。また、各種マニュアルも配布しています。対教員においても、職員会議などの議事録をドキュメントにまとめて、ドライブに保存しています。

Googleフォームの活用法は、テストです。
定期テストだけでなく、授業内で行う小テストにも使っています。また、授業アンケートを取ることもあります。

Google Classroomは、休講情報のお知らせなどの情報共有に使っています。
授業ごとにクラスを作るのではなく、期ごとに作っています。本校は4期制をとっているので、期が変わるごとに新しいクラスを作るという流れです。また、期とは別にHRのクラスを作り、そこでは健康診断についてなど全体に向けてのアナウンスをします。

なぜ授業ごとにクラスを作らなかったのですか?

Google Classroomを利用するにあたり三谷商事の担当者に色々ご相談したのですが、その中で、授業ごとにクラスを作ると管理が大変になるというアドバイスをもらったからです。それぞれの授業でわけるより、期で区切った方が生徒も教員を楽に運用できるということで、こうしたルールにしました。

三谷商事の方にはほかの面でもご相談したのですが、校内のICTツール推進のため裏方として働いている私たちに寄り添ってくれ、負担を少しでも軽減できるようたくさんご提案をいただいたので助かりました。

スキル向上だけでなくICTツールへの前向きな姿勢を作ることができる

今後、ICT導入に関する目標は何かありますか?

現在は日常業務でいろいろなプラットフォームを使っており、それぞれは非常に便利です。しかしこれらを一元化したり、うまく紐づけたりできれば、より効率的に進められるのではないかと思っています。

また、グループ校ではVRやARを授業に活用することを検討しています。本校でも学修の促進に役立つICT教育に目を向け、今後はまだ使ったことのないツールを利用し、さらに生徒のためになる教育ができたらいいと考えています。

また、生徒の学習記録や学習状況を客観的にわかる仕組みを探しているところです。教員が把握するだけでなく、生徒が自分自身で理解することで、自分の学習到達度を見ながら目標を持てるようになると思います。

最後に、EDLのトレーニングの受講を検討している方へメッセージをいただけますでしょうか?

トレーニングを通して各種ツールの理解を深めるのはもちろんですが、それ以外にも、習熟度が高くない教員の安心材料になるという点が大きいと思います。「私だけではなく、あの人もわからなかったんだ」と実感することで、ICTツールに対しての拒否感は減るものです。

一度トレーニングを受けたからといって、教わったことすべてをずっと覚えていられるわけではありません。しかしこうした安心感は続くもので、トレーニングが終わった後も、学校全体に前向きな雰囲気が染み渡ったと思います。これからトレーニングを受ける学校の方は、まずはICTツールに慣れていない教員にあわせたレベル設定をすると、こうした機運を醸成できると思います。

 
 

日本医学柔整鍼灸専門学校

所在地:東京都新宿区高田馬場1-18-18
TEL: 03-3208-7741
https://www.nihonisen.ac.jp/
設立:2002年

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