導入事例から見つける。GIGAスクール構想におけるChromebookの魅力 | Edu at Mitani    
2020/10/23

導入事例から見つける。GIGAスクール構想におけるChromebookの魅力

GIGAスクール構想に取り組む教育機関が徐々に増えるなか、設置する端末の選定に悩む担当者もいるのではないでしょうか。Microsoftの「Windows」、Googleの「Chromebook」、Appleの「iPad」の端末はどれも魅力的なうえ、長所・短所のどちらも存在します。導入を検討する際は、カタログスペックだけでなくしっかりと現場での事例も確認する必要があるでしょう。Chromebookを選んだ学校とその理由、実際の活用事例を紹介するのでぜひ確認してみてください。

Chromebookとは

Chromebookとは、Googleが開発・提供している「ChromeOS」を搭載しているノートパソコン、タブレットのことです。シンプルかつ管理が簡単なことが特長で、アメリカ合衆国の学校では最も多く導入されています。GIGAスクール構想においては、文部科学省が作成した標準仕様書に対応した機種が6メーカーから計14機種発売(2020年度)。いずれも1台あたりの4万5,000円の補助対象の価格であり、同OSでも選択肢が幅広いのが魅力の1つです。事例の前に標準仕様を確認しておきましょう。

■Chromebookの標準仕様
・OS:Google Chrome OS
・CPU:Intel Celeron以上
・ストレージ:32GB
・メモリ:4GB
・画面:9~14インチ
・バッテリー:8時間以上
・重さ:1.5㎏未満
・端子:外部接続端子:USB3.0以上×1つ以上
・無線:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 以上
・LTE通信:対応していること

Chromebookの魅力1:低コストと実用性の高さ

クラス全員が端末を利用する場合、電源ボタンを押してから起動するまでの時間がかかってしまうことは、授業の遅延などのリスクにつながります。近畿大学工業高等専門学校では、60台のChromebookを低コストで導入しました。さらに、導入前にしばしば挙がっていた「生徒用のパソコンの起動時間が10分ほどかかることがある」という課題も大きく改善。教師が教壇で授業の準備を終える段階では、すでにすべての生徒のパソコンが使える状態になっています。このようにChromebookのシンプルで軽い動作は、先生・生徒のどちらにとってもノンストレスな授業の実現をサポートしてくれるでしょう。

※関連ページ:導入事例「近畿大学工業高等専門学校様」
https://www.mitani-edu.jp/case/kindaicollege/

Chromebookの魅力2:優れた管理コンソール

Chromebookには、「Chrome Education Upgrade」という1つの端末から同じドメインのすべてのChromebookを設定できるクラウド型管理コンソールがあります。東洋大学付属牛久中学校・高等学校では、生徒情報の管理やデータ移行、さらにアプリのバージョンの管理などの作業の効率化を実現しています。特にクラウド上で詳細なデータを簡単に共有できるため、生徒の評価の客観性が向上。教員の主観に影響されにくい、客観的事実に基づいた評価も可能になりました。

さらにChromebookは、教育プラットフォーム「G Site for Education」を無料・無制限で利用できます。このクラウド型のプラットフォームでは、クラス管理や共同編集、タスク管理、さらに生徒とのコミュニケーションも可能です。同校では、Googleフォームの採点機能を利用してテストを実施。ノートの提出も写真で提出して、オンライン上で管理しています。さらにGoogleドキュメント・スプレッドシートを活用することで、いつでもどこでもスムーズに作業できる環境を構築。教員の負担軽減にもつながると期待されています。

※関連ページ:導入事例「東洋大学附属牛久中学校・高等学校様」
https://www.mitani-edu.jp/case/toyoushiku/

Chromebookの魅力3:信頼性の高いセキュリティ対策

Chromebookを導入した大きな理由に「セキュリティ対策」を挙げた事例もあります。学校法人東洋英和女学院では、各生徒に学習用端末を持たせることで「情報リテラシーの向上」を図っています。そのため、生徒が校外や家庭でも端末を利用することを想定しているので、セキュリティ対策は非常に重要なポイントです。Chromebookは、ウイルス定義は常に自動更新されており、ネットワーク上のフィルタリングやファイアウォールなどのセキュリティは十分。同校の場合、それに加えて「Inter Safe Gateway Connection」というセキュアWebゲートウェイも導入しました。
Chromebookの弱点として、他社サービス と連携しづらい点が挙げられますが、GIGAスクール構想にともないそのようなデメリットも解消しつつあるようです。その結果、一度に400台のChromebookの導入を実現。学校のコンピュータ教室と同レベルのフィルタリングを設定することで、SNSやスマートフォンを使ったことがない生徒や、家庭の方針で非常に強力なアクセス制限がかけられている生徒など、それぞれの事情に対応できる環境を構築しています。

※関連ページ:導入事例「学校法人東洋英和女学院様」
https://www.mitani-edu.jp/case/toyoeiwa/

Chromebookの活用事例は様々

今回は3校の導入事例を挙げながら、Chromebookを導入した理由とその活用方法、メリットについてまとめました。これからますます本格化するGIGAスクール構想に上手に対応するためには、端末の活用方法や解決したい課題、導入することで生まれるリスクへの対策などについて、事前に検討しておく必要があります。三谷商事では、すでに多くの教育機関にChromebookを始めとするGIGAスクール構想に適した端末を提供しており、その一部を導入事例として公開させていただいています。これから、GIGAスクール構想への対応を検討している担当者の方はぜひ一度、確認してみてください。

※関連ページ:導入事例
https://www.mitani-edu.jp/case

     

Chromebook導入のポイントが分かる資料がダウンロードできます。

資料の内容

〇Chromebookとは?
〇推奨アプリケーションのご紹介
 G Suite for Education / CEU / Classroom 等
〇三谷商事オリジナルサービスのご紹介
 ・導入&保守サービス
 ・CEUサポート、G Suiteサポート
 ・端末障害サポート   等
上記以外も有益な情報を公開しています。

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