学修不振者の早期検出と個別最適な学生支援を実現
― 教員による早期支援を強化し、学生の自律的な学びとドロップアウト防止を支援 ―
三谷商事株式会社(本社:福井県福井市、代表取締役社長:三谷 聡)は、大学向け学習分析(ラーニングアナリティクス)システム 「CampusLA」 の新機能搭載バージョンを、2026年3月にリリースすることをお知らせいたします。
本バージョンでは、学修不振者の早期検出機能や担任(アドバイザー)制度への対応、ダッシュボードの刷新などを通じて、教員による学生支援機能を大幅に強化しました。
これにより、学生一人ひとりの学修状況を的確に把握し、早期の支援につなげることで、履修放棄や単位未修得といったドロップアウトの防止を支援します。
近年、大学においては学修成果の把握・分析が制度的にも求められる中、
「問題が顕在化してから対応する」のではなく、学修不振の兆候を早期に捉え、組織的かつ継続的に学生を支援する仕組みの重要性が高まっています。
CampusLAは、LMS等に蓄積された学習ログを可視化・分析することで、学生が自身の学修状況を振り返り、次の学びへとつなげる「気づき」を得ることを目的として開発されてきました。学生が主体的に学び、成長していくための自律的な学修を支援することが、CampusLAの基本思想です。
一方で、学生の学修改善を実現するためには、教員が学生の状況を的確に把握し、適切なタイミングで支援を行うことが不可欠です。
今回の新バージョンでは、現場の声を踏まえ、教員が“行動につなげられる分析”を実務で活用できるよう、分析機能と画面設計を大幅に強化しました。
CampusLAは、学生の「気づき」を促すツールであると同時に、教員による学修支援・指導を実効的に支えるプラットフォームへと進化します。
新機能の概要
① 学修不振者の早期検出(ドロップアウト防止)
学生の出席状況や、小テスト受験率・偏差値、レポート提出率・偏差値などの学習活動状況を一覧で可視化します。
項目ごとのソート・フィルター機能により、学修不振の兆候がある学生を迅速に抽出することが可能です。
さらに、各学習活動の指標ごとに閾値を設定でき、基準を下回った項目は背景色を赤や黄色で表示。
一目で注意が必要な項目を把握できます。
あわせて、学生にフォローアップフラグを設定することで、見守り対象として継続的な支援につなげます。
また、学習状況は期間指定(例:直近1か月)が可能で、短期間の変化を把握できます。
これにより、問題が深刻化する前に支援を行い、履修放棄や単位未修得の防止に貢献します。
-1024x479.png)
② 担任(アドバイザー)制度への対応
教員ごとに担当学生を設定できる機能を搭載しました。
担当学生として設定された学生については、学修状況に加え、GPA、入学時成績、留年回数などの情報を包括的に確認できます。
これにより、担任・アドバイザー教員は、学生一人ひとりの背景を踏まえた個別最適な学修指導や面談支援を行うことが可能になります。

③ トップ画面のダッシュボード化・教員分析機能の強化(学生・教員向け)
学生・教員それぞれのトップ画面をダッシュボード化し、学修状況の可視化を強化しました。
学生向けには、履修科目一覧とともに、出席率やテスト・レポートの状況を表示。
科目ごとの学習状況を比較でき、自身の学修を振り返ることで主体的な学びを促します。
教員向けには、担当科目ごとの平均出席率や小テスト・レポートの状況、資料閲覧状況を一覧表示し、科目間の比較を可能にしました。さらに、科目別分析画面では、講義回ごとの学習活動の平均点推移を確認でき、データに基づく授業改善を支援します。

④指標の追加およびスコアリング機能の強化
分析指標として、出席情報、GPA、入学時成績に加え、留年回数、LMSログイン回数を新たに追加しました。
学修状況を示す学習行動データと成績・属性情報を組み合わせ、学生の状況を多角的に把握できます。
また、これらの指標と学習の各活動に対して大学ごとに重みづけを設定し、
重みを考慮した加重平均により、学生単位の総合スコアや科目別スコアを算出・表示することが可能です。
大学の方針や教育目的に応じた独自の評価軸を反映することで、
実態に即した学修状況の可視化と、実践的な学生支援につなげます。

CampusLAは今後も、「分析のための分析」ではなく、「支援と改善につながる分析」を重視し、大学の教学マネジメント高度化と、学生一人ひとりの成長を支える基盤として進化を続けてまいります。
