MacなどのApple専用の統合デバイス管理ツール「Jamf」の機能と導入メリット | Edu at Mitani    
2020/11/24

MacなどのApple専用の統合デバイス管理ツール「Jamf」の機能と導入メリット

大量のMacなどのApple製品を学校や企業に導入するときに、セキュリティやユーザー管理の負担軽減のため外部の管理ソフトウェアを利用するケースがあります。
Apple製品の管理ツールは多種多様ですが、そのなかでも代表的なのが今回紹介する「Jamf」です。Apple専用の統合デバイス管理ツール「Jamf」の機能とメリットを解説するのでぜひチェックしてください。

Jamfとは

JAMFは、2002年にザック・ハルムスタッドとチップ・ピアソンが「組織でのApple製品の利用を支援する」という目的で設立しました。アメリカ合衆国、イギリス、オーストラリア、日本などの計10カ国に拠点を構えて、Macのユーザーアカウント・認証管理、デバイス管理、デバイス保護の3つの領域でサービスを提供しています。今回紹介するのはAppleデバイス管理のためのツールで、利用者や求める機能によって2つのグレードが用意されています。

■Jamfのデバイス管理ツール
・Jamf Pro
→デバイス管理の標準的な機能を備える
・Jamf Now
→必要最低限の機能を備えたデバイス管理ツール

GIGAスクール構想においては、Jamf Proが基準になります。
その具体的な機能などをチェックしましょう。

教師、生徒、保護者に対するJamf Proのソリューション

Jamf Proは、グルーピング管理やスクリプトの配布などの機能を備えたApple製品に特化したMDMです。Jamf Proは大企業に多く導入されており、正しく導入・運用することで、教育機関にも従業員規模数千人以上の企業と同様のセキュリティ対策や円滑な管理を行うことが可能です。
例えば、WebサイトやAppのインストールなどの制限を簡易にしたり 、事前に設定した通知とともに端末を一度にロックできるなど、クラス管理や生徒の集中力維持のための環境づくりをサポートします。
Jamf Proを利用すれば、デバイスに対する生徒の権限を詳細に制限することが可能となります。SNSやゲームへの接触を防ぐことで、学習用端末という本来の意味に合致する使い方を維持、促進します。

Jamf Proを導入するメリットと機能

先述したとおり、Jaaf Proは、企業や教育機関向けの機能を搭載したモバイルデバイス管理(以下、MDM)ツールです。管理対象は、Mac、iPad、iPhoneなどのApple製品全般で、直感的で使いやすいインターフェースなのでITリテラシーの有無に関わらず、シンプルで簡単に各端末の管理やセキュリティ対策を行えます。
Apple製品を駆使した学習や授業をどのようにサポートするのか、その一例を以下で紹介します。

Jamf Proの機能とメリット1:導入が簡単

デバイスの配備の合理化が図れます。
セットアップ中にJamf Proが自動でユーザー登録を行う「ゼロタッチデプロイメント設定」が可能なため、導入時や新年度のユーザー設定の変更が簡単です。

Jamf Proの機能とメリット2:クラスルーム管理を簡易化

教育現場のIT化を図るためには、クラスや学年ごとに資料や利用するAppのコンテンツなどを、端末を使って管理しなければなりません。
Jamf Proは必要なコンテンツをドラッグ&ドロップで簡単に提供したり、制限したりすることが可能です。教師はJamf Proを通じてAppをリクエストすることで、IT管理者とクラスルームの管理を共有できます。

Jamf Proの機能とメリット3:インシデントシステム

IT管理者の責務の1つが、情報漏洩になどにつながりかねないきっかけである「インシデント」の早期の摘み取りです。
Jamf Proにはインシデントシステムが搭載されており、デバイスの破損などの問題を素早く検知することができます。さらに問題の発生したタイミングやそれに関連した問題の発生有無まで追跡も可能。ウイルスによる個人情報の流出といった事態を防ぐために、セキュリティ対策の向上を支援します。

Jamf Proの機能とメリット4:セキュリティ・プライバシー

Jamf Pro が管理する Apple 内蔵のセキュリティツールを利用すれば、セキュリティやプライバシー保護を堅牢にできます。
例えば、パスコードの強化やセキュリティポリシーの有効化、ソフトウェアの制限、紛失したデバイスをロックして位置を特定する「ロストモード」などの機能が備わっています。

Jamf Proの機能とメリット5:複数のロケーションでも管理可能

学校と自宅のような複数のロケーションで端末を使用する際も、ロケーションサポートによって管理を簡単に行えます。
各ロケーションとそのデバイス、ユーザー、グループを個別に管理することで、環境に左右されずプロファイルやAppなどを送信することもできます。

MDMの導入も検討してみよう

MDMを導入することで、初期設定などを行う「キッティング」や運用がとても楽になるケースはたくさんあります。教育現場のIT化の成否を分ける要素である「運用管理が簡単」というメリットに直接アプローチできるJamfなどの管理ツールの導入は、GIGAスクール構想に対応する際に1度は検討してみる価値は高いといえるでしょう。

デバイス管理は三谷商事にお任せ下さい

今回ご紹介したJamfをはじめ、三谷商事では様々なデバイス管理ソリューションのご提案が可能です。
教育機関でのインフラ構築実績が豊富な三谷商事にお気軽にお問い合わせください。

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